
最近また推し活のことを調べておりまして。「売れると急に冷める」っていう現象...何なんでしょうね?推される側からしたら、お前が応援しようがしまいがどっちだってええんやって感じではあるのですが。
ここでは「ファン心理」というものにフォーカスを当てて「健全な推し活」について考えていけたらなと思います。
過去記事でも似たようなことちょっと話してはいますのでリンクを貼っておきます。

個人勢Vtuberは閉じコン | ともゆきの独り言(雑記ブログ)
個人勢Vtuberは閉じコンになりがち。まぁそうなっちゃうのもしょうがないけど、本当にVtuberとして目指している方向性はファンと共有しといた方が良いよねって話。

推し活と冷め期について | ともゆきの独り言(雑記ブログ)
推し活は見返りを求めないこと!推しに期待したら負け。他人に嫉妬するのも負け。好きなもの同士仲良くしたら良いのにね。ファンの民度を高めよう!
冷める瞬間
- 漫画が流行ってアニメ化した
- インディーズのバンドが売れてメジャーデビューした
- 毎日通っていた小さなパン屋が口コミで広まって繁盛した
「売れて路線変更した」とか「売れて調子乗ってる」っていうの以外でね。推しは不変だけど人気が出てしまった場合のモヤモヤ感。
ヲタクしてると漫画が流行ってアニメ化した時にさぁ、「お前アニメから入ってくるのうぜぇー」みたいなのよく聞くよね?私は漫画派だろうがアニメ派だろうが寛容なのでどっちだって構わないんですが...やっぱり強火オタクって怖いんだなぁって。面白いならどっちだって良くないか?笑
ファンが増えることは喜ぶべきことなのに、何故売れると冷めてしまうのでしょうね?
売れてない時代を支えていたという傲慢
応援している自分に酔ってる...と言いますか。私は「宝石の原石を見つけたのよ!」じゃないですけれど発掘した自分が偉いかの如く。
でも、なんかこれ、めちゃくちゃ失礼な話だとは思うんですよね?
実はその裏でアーティスト本人や事務所の関係者たちがものすごい営業をかけて努力していたはずなのです。
ファンの言い分もわかります。昔からずっと見ていて、グッズも買って、たくさん拡散して。
そのファンの影響力がどれくらあるのかは知らないですけど「昔から応援してくれていたファンの功績」と言い切っちゃうのも違うような気がしています。やっぱり、苦しい時代でも腐らずに活動を続けた本人たちが一番偉いので。
...まぁ......そんな状況で応援してくれてたファンが居たからこそか?(結局ねw
不満が出た時点で一旦距離を置く
恐らく自分でも気づいてるとは思いますが、推しに不満が出た時点で一旦距離を置くのがベストだと思います。相手と距離を置くことで自分を客観的に見ることができるので。
しかし、不思議ですよね。
「相手が遠くに行ってしまった」っていう感覚。
「寂しい」っていう感覚。
あんなにバカやって笑いあって楽しい時間を共有して「まるで友達のよう」ではあるんですけど、結局「友達ではなかった」わけですから。そう。友達じゃぁないんだよ。何を勘違いしているんだ、君は!
ファンが少ないとどうしても錯覚してしまうのですよね~この距離感(上手い営業かけやがって許せねぇ!)。ファンなんてナンバーワンでもないし、オンリーワンでもない。世界に一つだけの草です。有象無象の烏合の衆。
推し活は...初めから一方通行だったんや。
推し活は得てして貪欲になる
これまでは距離が近くてたくさん貰えてたファンサも、いつしか人が集まってくるとなると、推しは全員に構っていられなくもなります。1対多だからしょうがない。
となると、新規ファンや推しのお気に入りにファンサが偏ってしまうのも致し方ないのかもしれません。そして他のファンとの不毛な争いが勃発します。
全然構われなくなった、他の人と居る方が楽しそう、空気に馴染めなくなった、などと被害妄想をし。気持ちの面がついていかず。
泣きながらお気持ち表明して、もうこれ以上推しに迷惑をかけられない!今日で我儘も終わりにするんだ!と諦めようとしたその瞬間!唐突な(暴徒化を防ぐ)ファンサ...!
やっぱり嬉しい~!!私、推し活辞めませーん!!
と、飽くなき欲求、ファン同士のマウント、止まらない課金、推し活の癒しがストレスに変わって鬱になります。ここまで来ると精神状態ももう制御不能。
そして長い長い戦いの末に訪れる「もう疲れた」っていう気持ち。
あぁ...何をやっているんだ自分は、と。
その時初めて気づくのです。これはもう応援してない..って。時、既にお寿司。
ファンを辞めても社会は回る
全然関係ない話ですが、かつて職場で、「君が辞めたところで会社は回るから」って言われたことがあります。
既にその会社からは退職してますが、当時、電話対応やら発注処理やら自分一人で回してた感じでした。つーか、私が辞めたところで会社は回るんだったら、私が胃腸炎で寝込んでる間の業務を代わりにやってくれても良いと思うのですけれどね笑 休んでる時も自宅に仕事の電話かけてくるなよ笑 あれれ~?私がいなくても回るんじゃなかったの~???
愚痴っちゃったけど、誰か一人辞めたところで何も影響はないってことなんですよね。
あの人辞めちゃった...悲しい!っていう気持ちはあるでしょうけれど、残された側としてはいちいち気にしてられないというか。
後ろを振り返って、ついてきてるかどうかなんて確認してられません。社会を回していく以上、彼らも前を向き続けなきゃいけないので。居なくなった誰かの穴は別の誰かで埋まっていくっていう感じです。
推しからしたら「ついてきてくれ」としか言えないよ。
そして、ついていけない人から離脱していくことになります。
そして新たな身近な存在へ...
それでまた癒しを求めて、良い感じの推しを見つけて愛でるわけです(振り出しに戻る)。
まとめ
何故人気になると冷めるのか?私のアンサーとしては「推しに対する独占欲によるもの」でした。勝手に自分のものだと思い込んでしまう。
でもそれって「推しが好き」なのではなく「自分だけが知ってるという優越感」に浸っていたいだけにも見えますね。推しは不変であり、変わったのはファンとの距離感だけなのだから。勝手に期待して、勝手に失望した。それだけの話。
ファンがその「推しを好きになった部分」をもう一度振り返ったら見えてくるんじゃないかなって思います。「ストーリーが好きなのか」「歌声がすきなのか」「味が美味いのか」「コンテンツが面白いのか」。
逆に「身近な存在であるから」「ファンサが多いから」「優しいから」「自分に構ってくれるから」「過疎ってるから」っていうだけなら、また、人気が出た時に冷めて自己嫌悪に陥ります。だってもうそれ、その人である必要がないのでね。
推し活自体が自分都合である以上、沼らない推し活が健全かなと思います。それこそ末永く推していきたいと思うなら、ですけど。
程よい距離感っていうのも人によって全然違うので難しいですけどね。
以上!
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